日本で働く際には、仕事内容だけでなく、日本特有のビジネスマナーを知っておくことも大切です。特に、初めて日本の会社で働く外国人の方にとって、「名刺交換」「敬語」「席次」は覚えておきたい基本的なマナーです。
今回は、仕事でよく使われる日本のビジネスマナーを分かりやすく紹介します。
1.名刺交換の基本
日本では、初対面の取引先や仕事関係者と会う際に、名刺交換をする機会が多くあります。
名刺を渡すときは、相手が読める向きにして、両手で渡すのが基本です。自分の名前や会社名を伝えながら渡すと、より丁寧な印象になります。
名刺を受け取るときも、基本的には両手で受け取ります。受け取った名刺をすぐにポケットや財布に入れるのは避け、会議中はテーブルの上に置いておくのが一般的です。
また、相手の名刺の上に物を置いたり、汚したりしないように注意しましょう。
2.敬語の基本
日本語には、相手や状況に応じて言葉を使い分ける「敬語」があります。ビジネスでは、正しい敬語を使うことが大切です。
敬語には主に3つの種類があります。
・尊敬語:相手の行動を高めて表現する言葉
例:「言う」→「おっしゃる」
・謙譲語:自分の行動をへりくだって表現する言葉
例:「行く」→「参る」
・丁寧語:丁寧に話すための言葉
例:「です」「ます」
最初から難しい敬語を完璧に使う必要はありません。まずは「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」「承知いたしました」など、仕事でよく使う表現を覚えることから始めましょう。
3.席次(上座・下座)とは?
日本のビジネスでは、会議室や応接室、車などで座る位置にも一定のマナーがあります。
一般的に、「上座(かみざ)」は立場が上の人や、お客様に座っていただく席です。「下座(しもざ)」は、部下や招く側の人が座る席です。
会議室の場合、一般的には入口から最も遠い席が上座、入口に近い席が下座とされています。
ただし、部屋の形や机の配置によって異なる場合もあります。迷ったときは、先に座らず、周りの人に確認するのもよいでしょう。
4.完璧を目指しすぎなくても大丈夫
日本のビジネスマナーには細かいルールがありますが、最初からすべてを完璧に覚える必要はありません。
大切なのは、相手に敬意を持ち、分からないことを確認しながら学んでいくことです。間違えてしまった場合も、謝罪し、次回から気をつければ問題ありません。
外国人だからといって特別なマナーが求められるわけではありませんが、日本のビジネスマナーを理解することで、仕事でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。
まとめ
日本で働く際は、名刺交換、敬語、席次などの基本的なビジネスマナーを知っておくと安心です。
名刺は丁寧に扱い、相手に敬意を持って渡したり受け取ったりしましょう。また、仕事では状況に応じて敬語を使い、席次ではお客様や目上の方への配慮を意識することが大切です。
まずは基本的なマナーから少しずつ覚え、日本の職場でのコミュニケーションに役立てていきましょう。
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