日本で働いていると、仕事の量、人間関係、日本語でのコミュニケーションなど、さまざまな理由でストレスを感じることがあります。特に外国人の方は、仕事だけでなく、日本の生活や文化への適応にも悩むことがあるでしょう。
大切なのは、ストレスを「我慢するしかない」と一人で抱え込まないことです。今回は、職場でストレスを感じたときのセルフケアと、利用できる相談窓口について紹介します。
1.自分のストレスサインに気づこう
ストレスが続くと、「眠れない」「仕事に行きたくない」「以前楽しめていたことに興味がなくなった」など、心や体に変化が現れることがあります。
また、集中できない、ミスが増える、疲れが取れない、食欲が変わるなども、自分の状態を見直すきっかけになります。
厚生労働省の「こころの耳」では、働く人向けにストレスのセルフチェックや、メンタルヘルスに関する情報を提供しています。まずは自分の状態に気づくことが、ケアの第一歩です。
2.一人で抱え込まず、誰かに話す
悩みがあるときは、信頼できる人に話してみることも大切です。
例えば、
・家族や友人
・信頼できる同僚
・上司
・会社の人事担当者
など、自分が話しやすい相手を選びましょう。
仕事の悩みを話すことで、状況を整理できたり、自分では気づかなかった解決方法が見つかったりすることもあります。
ただし、職場の人間関係そのものがストレスの原因で、社内の人に相談しにくい場合は、外部の相談窓口を利用する方法もあります。
3.仕事と休息のバランスを見直そう
忙しいと、「休む時間がもったいない」と感じることがあるかもしれません。しかし、心と体を休ませることも、長く働き続けるために重要です。
十分な睡眠を取る、休日に仕事から離れる、軽い運動をする、好きなことをするなど、自分に合った方法で気分転換しましょう。
「毎日完璧に頑張らなければならない」と考えすぎず、疲れているときは意識的に休むことも大切です。
4.相談窓口を利用する
仕事やメンタルヘルスについて相談したい場合、厚生労働省の「こころの耳」を利用できます。
「こころの耳」では、働く人やその家族を対象に、電話・SNS・メールで相談を受け付けています。匿名・無料で利用でき、仕事の悩み、人間関係、メンタルヘルスの不調などについて相談できます。
電話相談はフリーダイヤル 0120-565-455 で、平日17:00~22:00、土日10:00~16:00に受け付けています。SNS相談やメール相談もあるため、電話で話すことが苦手な方でも、自分に合った方法を選ぶことができます。メール相談は24時間受け付けています。受付時間などは変更される可能性があるため、利用前に公式情報を確認しましょう。
また、仕事の内容や労働条件、職場でのトラブルについて相談したい場合は、「こころの耳」の相談窓口案内から、総合労働相談コーナーや労働条件相談窓口などを探すこともできます。
まとめ
職場でストレスを感じることは、決して珍しいことではありません。しかし、つらい状態を長く一人で抱え続ける必要はありません。
まずは自分の心や体の変化に気づき、休息を取ること。そして、信頼できる人や専門の相談窓口に相談することも大切です。
「これくらい大丈夫」と我慢しすぎず、早めに自分をケアしましょう。安心して働き続けるためにも、困ったときに相談できる場所を知っておくことが重要です。
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