日本で仕事を探すとき、多くの企業で提出を求められるのが「履歴書(りれきしょ)」です。初めて日本で就職活動をする外国人の方は、何を書けばよいのか迷うこともあるでしょう。履歴書は、自分の経歴や強みを採用担当者に伝える大切な書類です。基本的な構成と書き方を確認しましょう。
1.履歴書に必要な基本情報
① 基本情報・証明写真
氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどを記入します。氏名は公的書類と一致する表記を基本とし、連絡先に間違いがないか確認しましょう。写真欄がある場合は、指定されたサイズに合わせ、清潔感のある写真を用意します。
② 学歴・職歴
学歴と職歴は、年月に沿って記入するのが一般的です。学校名や会社名は正式名称を使用し、入学・卒業、入社・退職の年月を正確に書きましょう。海外の学校や企業での経歴も記載できます。在学中なら「卒業見込み」、現在勤務中なら「在職中」など、状況に合った表現を使います。
③ 免許・資格
日本語能力試験(JLPT)や運転免許、仕事に関連する資格などを記載します。資格名と取得年月は正確に書き、取得済みの資格と取得予定の資格を区別しましょう。
④ 志望動機・自己PR
志望動機では、なぜその会社で働きたいのか、どのような仕事に取り組みたいのかを具体的に伝えます。自己PRでは、自分の強みや経験を仕事にどう活かせるか説明しましょう。例えば、接客経験がある方なら、外国語での対応経験やお客様の要望をくみ取る力など、具体的なエピソードを交えると伝わりやすくなります。
⑤ 本人希望欄
勤務地や職種など、希望を記入する欄が設けられている場合もあります。特別な希望がない場合は、履歴書の形式や企業の指示に従って記入しましょう。
2.外国人が履歴書を書くときの注意点
外国人の方は、海外での学歴や職歴を日本の履歴書に記載する際、年月や学校名を正確に整理することが大切です。必要に応じて国名を添えると、採用担当者が経歴を理解しやすくなります。
また、日本語能力試験などの資格を持っている場合は、取得した級を正確に記載しましょう。在留資格について企業から確認を求められることもあるため、応募する仕事に必要な在留資格や就労条件も事前に確認しておくと安心です。
3.提出前のチェックポイント
履歴書を提出する前に、次の項目を確認しましょう。
氏名や連絡先に間違いがないか
学歴・職歴の年月が正確か
資格名や取得年月に誤りがないか
誤字脱字がなく、読みやすいか
志望動機が応募先の仕事に合っているか
企業が指定する形式や提出方法を守っているか
手書きの履歴書を求める企業もあれば、パソコンで作成した履歴書を受け付ける企業もあります。応募先の案内を確認して準備しましょう。
4.履歴書は就職活動の第一歩
履歴書は、自分の経験や強みを企業に伝えるための重要な書類です。必要な情報を正確に記入し、応募する仕事に合わせて志望動機や自己PRを工夫することで、自分の魅力を伝えやすくなります。
日本での就職活動に不安がある方は、一つずつ準備を進めていきましょう。wagaya Jobsでは、日本で働きたい外国人の方の仕事探しをサポートしています。自分に合った仕事を見つけるために、ぜひご活用ください。